Ilta-Sanomat誌の掲載記事

2018/06/04

※この記事は執筆記者に翻訳許可をいただいた上で掲載しております。-web係

Kiitos käännösluvasta, Pasi! - ylläpito

 

記者のPasi KostiainenとカメラマンのPete Aarre-Ahtioに感謝!🎈

記事のタイトルは、例えばこうパラフレーズしてもいいかもしれない。「僕は夢のようなミュージシャンと一緒に、10年後も色褪せないようなタイムレスなアルバムを作りたかった」と😎

 

以下が記事の翻訳ですが、写真は載せていません。写真がいっぱい載っている元記事の方もぜひご覧ください↑

カッレ・アホラは音楽界の大きな変化を察知し、その現象に真っ向から立ち向かいたがっている「今の時代の音楽はあまりに商業的になりすぎた」

 

2018日6月3日

 

カッレ・アホラはヘイトに満ちたフィンランドの雰囲気に嫌気がさし、冬の間テネリフェ島に移り住んだ。そしてアルバムができるほどの量の楽曲が誕生した。

 

カッレ・アホラ(46)は金曜日にヘルシンキのTavastia-klubiのステージに上がった。ヘルシンキ出身の彼のこのような活動は実に5年ぶりだ。

 

でもこの5年間、何もしていなかったわけではない。

 

「この間にアルバム2つ分のボツ曲を作ったんだよね」と笑う。

 

新しい、アホラの7枚めのソロアルバム”Valo jota hengitän”には、つまりテネリフェ島でできた曲しか入っていないという構成。

 

ニューアルバム、新しいバンドメンバーとのツアー、アルバム2つ分のボツの曲、テネリフェ!

 

話のネタは尽きないが、まずはテネリフェから始めよう。

 

2年前、カッレにとって長年の夢であった、冬の間のテネリフェでの暮らしが実現した。サッカーの、FCバルセロナ、アルゼンチン代表、スペイン代表のファンとして知られるアホラは、スペイン語に囲まれた環境で過ごすのはいつだって快適だと言い、また、数ヶ月テネリフェの美しい自然の島で曲作りに専念するのを経済的に可能にしたのは、彼の以前のバンドDon Huonotの一時的な活動のおかげということだ。

 

バンドは2014年にYLE(フィンランド国営放送)のWe Want Moreという番組に出て、翌2015年は結成25周年記念ツアーだった。

 

「Don Huonotのお陰で、しばらく何も新譜を出さなくても良かった」

 

アホラはテネリファに惹かれてはいたが、同時にフィンランドの風潮の変化も嫌気がさしていた - ここから出た方がいい、と。

 

「ヘイトや心の狭さ的なものが増えてきていると思う。僕は、そういう流れとは正反対の力になり得るようなアルバムを作りたかった。つまり、40分の光療法を。」

 

フィンランドも変わったが、音楽界も変わった。最大の成功者とは、ストリーミングサービスでシングルがたくさん再生されるようなアーティストたちのことを意味するようになった。

 

彼は音楽界のこのような発展の仕方に対して抗いたいのだという。彼にとって音楽でもっとも大切な単位はアルバムだから。

 

「1972年生まれの僕にとっては小さい頃からずっとアルバムの時代だった。音楽のアルバムは本(の単位が冊であること)と同じような当たり前のことなんだ」と言う。

 

「様々な音楽的な出発点からアプローチして出来上がった曲たちのひとつのまとまりであるアルバムを聞くのが僕は好きだ。曲の開始40秒でサビにたどり着かねばとフォーマットが決まっているかのようなヒット曲だけを聞くんじゃなく。現在の音楽界は、あまりに商業的ではないだろうか。」

 

テネリフェでは、アホラは妻と共に小さな村で暮らしていた。ジョギングをし、例えば借家の屋上で、小鳥達と歌声を競いながらアコースティックギターで曲を書いた。そのようなモーメントを切り取ったのが、アルバムに先行してリリースされたまるで日記のようなシングル、Lintumies(鳥男)だ。

 

そしてアルバム2つ分のボツ曲とは?それらは、アホラが今レコーディングしたいものではないそうだ。彼は、作家ミカ・ワルタリと詩人アルト・メッレリの詩にメロディーをつけたが、後者に関してはすでに2度目の試みだった。Pääkallolipun alla (2011)という以前のソロアルバムには、詩人メッレリの詩に曲をつけたものだけが入っている。 

 

そしてTavastiaのライブでは、彼は自分の新しいバンドメンバーと共にステージに立った。いつもそうであるように、フィンランドのトップミュージシャンばかりで周りを固めた。ドラムはVon Hertzen Brothersに在籍していたMikko Kaakkuriniemi、ベースは旧友でプロデューサーとしても名高いKalle Chydenius。ギタリストはレニングラード・カウボーイズからDallapéまであらゆるバンドに在籍したVarre Vartiainen。そしてニューアルバムを共にプロデュースしたヴィブラフォンのArttu Takalo

 

「しばらく先まで何をするのかという予定はわりと細かく決まっている。でも今は、目前に控えた夏のツアーが何より楽しみ。他の誰でもなく、まさにこのメンツで、というのが。」とアホラは語る。

 

秋が深まったらテネリフェが再び彼を呼ぶのかもしれない。それを待ちながら鳥男はフィンランドで歌を歌うのだ。

 

Pasi Kostiainen
 

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